「図書館は好きじゃないんだ」小学校六年生の竜司は、図書館に苦い思い出がある。土器のかけらをきっかけに、竜司は、美紀、悠人と遺跡の調べ学習に取りくむことに。図書館へ通ううち、いつしか、竜司の中で何かが変わっていく…「坂の上の図書館」に続く、もうひとつの物語。