淡路島-大鳴門橋を経て四国へ、吉野川を秘境祖谷まで遡り、室町戦国期の三好氏、江戸時代の蜂須賀氏の文化を考える「阿波紀行」。新義真言宗の覚鑁が開き、戦国時代最強の鉄砲集団がよった根来寺、紀州徳川家の和歌山城、神話時代から続く紀氏の日前宮などを歩く「紀ノ川流域」の二編を収録しました。