人間に精通しなければならない。そうでなければ、タテマエ倒れの小理屈屋か空理・空論のみの単細胞人間で終わってしまう。そこで本書は、大宅壮一、梅棹忠夫、司馬遼太郎、高橋亀吉、山本七平ら5人の人間通の人となりと発想法を説きつつ、人を知り、時代を把握するための秘訣を明かす。