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  • 著者赤川次郎
  • 出版社角川書店
  • ISBN9784041497531
  • 発行1988年8月

哀愁時代

ある冬の夜、24歳の雨宮純江は同じ会社の中年男性に、処女を捧げた。そして彼女は…。でも、なぜ?大学2年生の頃は、純江も幸福だった。親友の礼子と、春の陽に包まれたキャンパスをぐんぐん歩いたものだった。礼子に頼まれて、大学オーケストラの栗原の所へ恋のキューピッドに行ったり、ある会社社長の御曹子小沼とデートをしたり楽しい日々だった。ところが、父親の浮気で家庭はメチャクチャ、おまけに親友の恋人を愛するようになって…。幸福な生活を送る、若い女の子にふと訪れた、悲しい恋の顛末を描くラブ・サスペンス。

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