「ヒューストン、トラブル発生だ」1970年4月13日、アポロ13号は月まであと一歩という段階で考えられない大事故を起こした。酸素タンク、燃料電池、電力ラインが爆発破損し、3名のパイロットが宇宙に取り残される危機に陥ったのだ。唯一の希望の糸は33万キロ離れた地上NASAクルーとの無線交信。絶望の淵から懸命の帰還を開始した船長ジム・ラベル自身が描いた迫真の実録ドラマ。