自分たちの祖先が伝えてきた宗教文化に詳しくなれば、外国の宗教文化を眺める目も豊かになる。テレビの映像や海外旅行で目にする宗教施設も、これまでとは違った印象になるかもしれない。ともあれ、本来日本人に身近な宗教文化である神社や、自然と手を合わせている神々について、楽しみながら、豊かな知識をつけてほしいというのが本書のもっとも大きなねらいである。