• 著者瀬戸内寂聴 瀬戸内晴美
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784103112105
  • 発行1990年8月

わが性と生

自らの「性」を語って「生」の深渕に迫る「寂聴」師と「晴美」氏の興味つきない往復書簡。幼き日の性の思い出、子宮作家と呼ばれた頃のこと、出家時の僧や尼の様子、老人の性。そして性の書物、性の道具、性に憑かれた人たち…。自らの性の体験・見聞を飾らず隠さず自由に語り合う。発見と驚愕に満ち、生々しく、かつユーモラスに描かれた性の諸相は、華やぎのうちに生の奥深さ、生の愛おしさに至る。

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