日本人が範とした中国の叛臣伝から説きおこし、飛鳥・平安時代の政争の歴史も織り込みながら、鬼才・橋本治が「平家滅亡の悲劇」を新しい視点で描く、「栄華」という幻想に憑かれた男たちの物語。〈受賞情報〉毎日出版文化賞文学・芸術部門(第62回)