昭和初頭の名著、今ここに蘇る。解法に用いる定理や系を知悉していても、初対面の問題に出会ったとき、どんな定理を使うべきか、どうして証明して行くべきか四苦八苦しなければならぬとき、こうした場合はこのようにせよという指導教訓が示されている。