「主義者殺し」の汚名を背負って満州へ渡り、帝国の国際謀略工作に心血を注いだ男の、壮絶にして剛毅な生涯。語られることのなかった歴史の空白に迫る。従来の甘粕像をことごとく覆す、衝撃の大河ノンフィクション。〈受賞情報〉講談社ノンフィクション賞(第31回)