• 著者トニ・モリソン 吉田廸子
  • 出版社集英社
  • ISBN9784087603491
  • 発行1998年12月

ビラヴド

『ビラヴド』-忽然と現れた謎の若い女はそう名乗った。女の名は逃亡奴隷のセテが、自らの手で殺した娘の墓碑銘「ビラヴド(愛されし者)」と同じだった…。南北戦争前後の時代を背景に、黒人女性の半生を通して、黒人奴隷が自由の意味を知り、自由を獲得するためになめた辛酸を壮大なスケールで描いた愛と告白の物語です。本書は『ビラヴド愛されし者』の文庫化で、93年度ノーベル文学賞受賞作家の代表作。

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