人間は、何ごとも測らずにはいられない生きもの。「猫がひと跳びする距離」から「日光のなかに浮遊する塵の量」、さらには「宇宙の誕生から消滅までの時間」まで、およそ測れそうもないことを推し量ろうとすることで、科学も文化も発達してきました。知らない単位を使ってみると、世界の見え方だって変わるのです。この本では、近代化とともに使われなくなった、人間味あふれるちょっとおかしな単位を50紹介しています。イラストは、日下明氏の作品。
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