シリーズ累計40万部「蛟堂報復録」の鈴木麻純が贈るアンティーク伝奇ミステリ、第二弾! 呪われた骨董品が引き起こす災害現象――「呪症」。その呪症事件を警察とともに捜査するのが、変人骨董屋石川鷹人だった。いくつかの事件を経て、悪友の刑事・九雀蔵之介だけでなく、融通が利かない性格の婦警・真田律華とも、それなりの関係を築けた矢先――呪症によるものと思われる連続人体発火事件が発生。その事件に、九雀が深く関わっている疑いがあった。呪症管理協会や落ち込んだ律華の相談を受け、鷹人も捜査を始めるのだが――