〈藤間勘十郎(日本舞踊)、観世清和(能)、尾上菊之助(歌舞伎)、市川猿之助(歌舞伎)、野村萬斎(狂言)……伝統芸能の第一人者12人と語る、舞踊の身体論〉
〈バレエと古典芸能がクロスする。プロフェッショナルな表現談義〉
バレリーナとして活躍し、現在は女優として活動の場を広げている草刈民代さんが、日本舞踊や能狂言、歌舞伎など、古典芸能の第一人者の方々と語った対談集。西洋と日本の違いはあれど、同じ“身体”が表現の武器。一つひとつの筋肉にいたるまで身体と向き合ってきた草刈さんだからこそ聞けた、身体表現の極意や本音、そして伝統を現代につなぐ者としての矜持。舞い姿の写真も多数盛り込み、日本の身体芸術の「美」に迫ります。