• 著者富岡多恵子/著
  • 出版社筑摩書房
  • ISBN9784480013552
  • 発行1991年0月

写真の時代

光学から化学になり、さらに電子工学に吸収されようとしているカメラ・テクノロジーの発展とあいまって、写真の日常生活への普及は極限に達しようとしている。他方で写真の作品化がすすみ、美術館に収蔵されたり、オークションにかけられ高値で落札されたりするように、もう充分に芸術品扱いを受けている。写真をめぐるこのような状況をニラミながら、あくまでも素人の場所から、ノンシャランな構えとみせて鋭い批評を加えたのが本書である。

>> 続きを表示
    •  
    • この本が読めるところ
    • 借りた人・借りている人