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  • 著者橋爪紳也/著
  • 出版社筑摩書房
  • ISBN9784480091383
  • 発行2008年0月

明治の迷宮都市 : 東京・大阪の遊楽空間

明治期日本の大阪・東京は、欧米文化を急速に織り込みながら、近代都市へと転生していく。そのはざまに、人々が快楽をもとめて遊歩する、"仮象の街"ともいうべき空間が生み出された。見世物小屋、百貨店、パノラマ館、高塔、博覧会-。都市とは、その存在自体が見世物である。今日も形を変えて残るこれらの空間を通して、都市の記憶を蘇らせる。雑誌連載「アミューズメントスペース事始め」から、映画館・住宅展示場・市中温泉などの論考を収録する増補決定版。

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