30年前、アジア人留学生たちとの出会いにより、日本で暮らす外国人の様ざまな困難と心情を知った著者は、在日韓国・朝鮮人・留学生、労働者などを取り囲む数々の「壁」を打ち破るために尽力してきた。在日外国人の戦後史そのものというべきその豊富な体験を、基本的な最新データとともに具体的に語る。真の国際化を考える上で必読の書。