死と隣り合わせという極限状態の中で出会った、五木寛之の「歎異抄」(親鸞)。 年間100人もの路上生活者を大阪・西成区釜ヶ崎で弔う、本田哲郎の「聖書」。 この二著はふたりに、そして私たちに何を語ろうとしたのか? 五木寛之が「自分が死ぬまでに何としても会いたかった」という本田哲郎との「いのちの対話」である。