本書は、今後の環境政策の遂行にあたって中心的な役割を果たすと思われる「環境税」を、スウェーデンをはじめとする環境先進国の実態を詳細に紹介しながら、併せてその理論的枠組みを整理したものである。財政学、公共経済学、環境経済学、税法などの研究者と環境庁のスタッフが執筆した、わが国初の体系的解説書。