• 著者戸板康二
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784006020804
  • 発行2004年1月

歌舞伎への招待

戦後の歌舞伎批評を確立した戸板康二。本書はその記念碑的作品であり、異邦人の鑑賞眼で、芝居通の間で当然のこととされていた「約束事」を、読者にやさしく翻訳してみせる。「花道」に始まり「女方」「菊五郎」「荒事」「黙阿弥」等のテーマで構成される各章では、豊富な挿話・芸談が連句のように華麗に紡ぎ合わされていく。最良にして極上の歌舞伎案内。

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