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  • 著者マッキンゼー・アンド・カンパニー クレイ・チャンドラー エアン・ショー
  • 出版社小学館
  • ISBN9784093881890
  • 発行2011年7月

日本の未来について話そう / 日本再生への提言

世界をリードする65人が執筆
2011年3月11日に日本を襲った東日本大震災、津波被害、そして福島第1原発問題。現在、世界中の目が日本に向けられている。日本は復興に向け動き出したが、震災以前から抱える数々の問題は依然日本の将来に影を落としている。国内政治の混乱や巨額の負債、高齢化、硬直化した教育制度と若者の意欲喪失に加え、技術や革新の分野での国際競争力の低下や外交問題など、憂事は尽きない。本書は、世界的な経営コンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーが、世界のオピニオンリーダーに日本が直面する問題について、それぞれの視点での提言を求め、それをまとめた1冊である。著者の方々はその優れた洞察力のもと、時折ユーモアも交えながら、日本への愛情に満ちた筆によって日本の過去、現在、そして最も重要な未来を描き出している。グローバル企業のCEO、ピューリッツァー賞受賞作家、ゲームクリエイター、サッカー監督、民間人校長、漫画家、建築家など、幅広い顔ぶれの寄稿者がそれぞれの視点で日本を語るというユニークな企画により編まれた本書は、いまの日本を読み解くための手がかりとなるだろう。
【編集担当からのおすすめ情報】

世界のオピニオンリーダーの言葉を、以下に一部紹介します。65人の著者の名言がたくさん詰まった一冊です。
「変化への抵抗」という錯覚
「難局に立たされたときの回復力、能力、規律、集団としての創造力、それらがひとつになって発揮される日本人の力は、一夜にして生まれるものではない。そしてその力は簡単に消えるものでもない」-ジョン・ダワー マサチューセッツ工科大学(MIT) 名誉教授
変革へのギアチェンジ
「日本にはもうあまり期待できないと言う人は、本当の日本が分かっていない。日本をよく分かっている人ほど、実は楽観的だ」-カルロス・ゴーン ルノー 取締役会長兼最高経営責任者(CEO)、日産自動車 社長兼CEO
目利きの文化
「日本の顧客はかつてないほど要求が高く、知識があり、洗練さを増している。こうした高い水準に合わせていけば、我々は日本だけでなく、世界中で成功するものと確信している」-ベルナール・アルノー LVMH 会長兼最高経営責任者(CEO)
ジャパン・アズ・ナンバーワンはどこへ
「日本の将来については正直言って心配です。なぜなら、日本には政治家が長期的視点に立って考えることのできる制度が必要なのに、いまのところそういう制度が存在しないからです」-エズラ・F・ヴォーゲル ハーバード大学 社会学名誉教授、『ジャパン・アズ・ナンバーワン』著者

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