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  • 著者久坂部羊
  • 出版社幻冬舎
  • ISBN9784344406391
  • 発行2005年4月

廃用身

廃用身とは、脳梗塞などの麻痺で動かず回復しない手足をいう。神戸で老人医療にあたる医師漆原は、心身の不自由な患者の画期的療法を思いつく。それは廃用身の切断だった。患者の同意の下、次々に実践する漆原を、やがてマスコミがかぎつけ悪魔の医師として告発していく-。『破裂』の久坂部羊の、これ以上ない衝撃的かつ鮮烈な小説デビュー作。

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