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  • Author菅野寛
  • Publisher日本経済新聞出版社
  • ISBN9784532198534
  • Publish Date2018年4月

経営の失敗学

不正、戦略ミス等々、残念ながら企業は失敗を繰り返している。故に成功の法則に目が向きがちになる。しかし強い企業は失敗から多くを学び、先に進んでいる。
名将、野村克也がよく述べているように「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。成功は十社十色で、一つひとつの成功はユニーク(独自)であって、パターン化できないし、他社の成功をマネしても成功しない。一方、陥りがちな共通の失敗は多く、ある程度パターン化できる。「これをやってしまえばほぼ間違いなく失敗する、したがってこれをやってはいけない」という地雷は驚くほど共通だが、あまりにも多くの企業がこの分かりきった地雷を踏んで自滅している。本書はその論理を解説するユニークな経営戦略書。
【本書の構成】
第I部 失敗から学ぶ
第1章 ビジネスは失敗の山 第2章 ビジネスは本質的に失敗する運命にある 第3章 成功学の幻想
第4章 成功は学べない 第5章 失敗学の有用性
第II部 陥りがちな失敗のパターン
第6章 考えるアプローチ、頭の使い方がずれている 第7章 戦略の筋が通っていない
第8章 顧客が求めていない価値を提供してしまう
第9章 定性的なロジックの詰めだけで満足して、定量的な数字の詰めが甘い
第10章 リスクや不確実性に対処しない 第11章 「地雷排除」が行き過ぎた結果、戦略が尖っていない
第12章 実行に必要な徹底度が足りない 第13章 実行者の意識・行動を変えていない
終章 失敗する経営から成功する経営へ

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