本書の目的は、政策評価に必要な知識をやさしく解説することにあります。したがって本書を読むためには、高度な知識は必要ありません。また独学でも理解できるように工夫したつもりです。統計学のところで数式が出てきますが、微分・積分など高度な数学の知識はまったく必要ありません。たし算、ひき算、かけ算、わり算ができれば十分です。