• 著者大谷晃一
  • 出版社トレヴィル
  • ISBN9784845702763
  • 発行1987年6月

上田秋成

父の顔も知らぬ私生児としての生い立ちから、一切の世俗を捨て、筆ひと筋にと凝っていく潔癖・凄絶な晩年まで、爛熟する江戸期大阪町人文化を背景に、"田舎者"本居宣長との論争、あるいは『雨月物語』等で著名なわが国最大の幻想作家の生涯を、いきいきと再現する、興趣つきない評伝。

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