「近代化を阻む壁」とみられてきた共同体が、自然と人間の関係から未来を切り拓く可能性としていま、鮮やかに浮かび上がる。著作集収録にあたり、「補章 共同体と経済の関係をめぐって」を書き下ろし。ほかに「市民社会と共同体」ほかを収録。年譜付き。