本書は、三面に長期滞在のかたちで入り、本格的な記録をはじめた1982(昭和57)年冬から、村が閉村にいたった1985(昭和60)年晩秋までの4年間に書かれたフィールドノートをまとめ、四季の暮らしを中心に構成し、後半では自然と村人の関係のあり方について若干の考察を試みた。