ファッションを捉えるには、社会学のみならず、美術史学、記号学、心理学などの学際的研究によるところが大きい。本書は、服装をめぐるさまざまな論説を紹介し、その成果と新たな方向性を探る。さらに、イメージを媒介とする手法でファッションと社会との関係を浮き彫りにする。