• 著者桐生悠々
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784122016507
  • 発行1989年10月

畜生道の地球

明治・大正・昭和の3代にわたる気骨のジャーナリスト-桐生悠々。「関東防空大演習を嗤う」の一文で「信濃毎日新聞」の主筆を追われた彼は、個人雑誌「他山の石」に立て篭り、死の直前その廃刊に至るまで、発禁・差押えの弾圧に屈せず、8年間にわたって憂国反軍の文を書きつづけた。軍閥ファッショと戦った、明治のリベラリスト悠々の烈々たる時局批判集。

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