紀元68年、ネロを最後に神君アウグストゥスの血統が絶え、ローマは大混乱に陥った。そんな未曾有の危機からローマを救い、さらなる繁栄へと向かわせたのは、1人の「健全な常識人」だった。〈受賞情報〉新風賞(第41回)