近くの書店で在庫を調べる
  • Author江國香織
  • Publisher新潮社
  • ISBN9784101339221
  • Publish Date2006年7月

号泣する準備はできていた

私はたぶん泣きだすべきだったのだ。身も心もみちたりていた恋が終わり、淋しさのあまりねじ切れてしまいそうだったのだから-。濃密な恋がそこなわれていく悲しみを描く表題作のほか、17歳のほろ苦い初デートの思い出を綴った「じゃこじゃこのビスケット」など全12篇。号泣するほどの悲しみが不意におとずれても、きっと大丈夫、切り抜けられる…。そう囁いてくれる直木賞受賞短篇集。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 文人悪食
  • 帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。
  • 身辺整理わたしのやり方 新装・改訂
  • フランス人は「老い」を愛する / 60歳からを楽しむ生き方
  • 陰日向に咲く
  • 大目付殺し / 古来稀なる大目付 12
  • 乱鴉の空
  • 花下に舞う / 長編時代小説
  • 鬼を待つ / 長編時代小説
  • 雲の果 / 長編時代小説

Presented by