塗師、赤木明登が紡ぐ「民藝」新解釈。美しいモノやコトに少しでも興味を持つ者は、柳宗悦の「民藝」に背を向け前へ進むことはできない。漆工藝の実作者である著者が、柳の説いた「日本の美」の芯を噛みくだき、食べつくし、その本質と次世代の工人が引き継いでゆくべきものを、私達に提示してくれる。・・・・・・坂田和實(小道具坂田) [帯文より]