「人目に立つ」「うわさに立つ」「波風が立つ」-なぜ、日本語は「立つ」と嫌なことばかり起こるのか。じつは、「日本人の知恵」は、こんなところにも隠されている。そして、このような「知恵」が、その人の言葉づかい、読解力に正確に反映するのである。本書では、面白くてためになる「言葉の知恵」を数多く紹介。