近くの書店で在庫を調べる
  • 著者山本七平
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784167306052
  • 発行1987年8月

一下級将校の見た帝国陸軍

「帝国陸軍」とは一体何だったのか。この、すべてが規則ずくめで超保守的な一大機構を、ルソン島で砲兵隊本部の少尉として酷烈な体験をした著者が、戦争最末期の戦闘、敗走、そして捕虜生活を語り、徹底的に分析し、追及する。現代の日本的組織の歪み、日本人の特異な思考法を透視する山本流日本論の端緒を成す本である。

>> 続きを表示