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  • 著者和田はつ子
  • 出版社角川春樹事務所
  • ISBN9784758435161
  • 発行2010年12月

思い出鍋 / 料理人季蔵捕物控

季蔵の弟分である豪助が、雪見膳の準備で忙しい一膳飯屋"塩梅屋"にやってきた。近くの今川稲荷で、手の骨が出たらしい。真相を確かめるため、季蔵に同行して欲しいという。早速現場に向かった二人が地面を掘ると、町人の男らしき人骨と共に、小さな"桜の印"が出てきた。それは十年前に流行した相愛まんじゅうに入っていたものだった…。季蔵は死体を成仏させるため、"印"を手掛かりに事件を追うが-(「相愛まんじゅう」より)。四篇を収録。人を想う気持ちを美味しい料理にこめた人気シリーズ第十弾。

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