• Author船木拓生/著
  • Publisher平凡社
  • ISBN9784582246070
  • Publish Date2007年-1月

評伝観世榮夫

観世名家に生まれ、60年代演劇運動の先頭にたち、多ジャンルとの多彩なコラボレーションを経て70年代末能界に復帰、演出家として、役者として、舞人として多方向の舞台への欲望と試行はやむことがなかった-。その多様性、その混沌にわけいるとき、千年の芸能伝承の意義が、ナショナル・ドラマへの転轍されつづける意志が、現代演劇史のなかに育まれた未発の可能性が、"俳優(ワザオギ)のいま"が見えてくる。初めての本格的評伝。

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