「シングル」なんて存在しない!私たちが生きてあるとき、いつでもなにか「相手」と共にある。名指すことのできない、その"相手と共にある"あり方を感じるとき、そこに小さな至高者「あなた」が現れる。「個」の思想の方向づけを超えて、人がいつも「カップリング」を生きているという根本的事実を見かえすことから、新しい思考の振舞いを提起する。