現代哲学の源流と言われるヘーゲルによる哲学史上最もすぐれた作品の一つ。人間の意識の展開が、同時に人類の歴史というかたちで叙述される。意識、自己意識、理性、精神、宗教、絶対知という過程を辿る思索と洞察の書。