江戸中期、大坂の医師寺島良安が、中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。原典の全図を収録し、口語訳したうえ、注を付した。本巻には巻15〜22、技芸、芸能、神仏具、兵器、刑罰具など。書道や和歌はとくに詳しい。