『日本書紀』に続く編年体の勅撰史書で、全40巻。文武天皇元年から桓武天皇延歴10年の古代律令国家の盛衰を描く。本巻は巻32〜40(光仁・桓武帝代)。皇統は天智系に移り、地方官の乱脈・蜘夷の反抗に加え、宮廷内に謀反の発覚あり、都は平城京から長岡京へと遷る。