ケンペル、シーボルトと並んで「出島の三学者」と謳われたスウェーデン人医師・植物学者ツュンベリーの日本旅行記。その見聞は詳細・正確で偏見がなく、田沼時代の日本および日本人を世界的視野で観察したまたとない貴重な実態録となっている。スウェーデン語原典から初訳。