日本近代登山の父ウェストンが山に携行し、日日の出来事を書きとめたフィールド・ノートをダイレクトに翻訳。白馬岳、上高地、常念岳、燕岳、槍ケ岳、奥穂高岳、焼岳、富士…と、ときに新たなルートの開拓に挑み、またときには妻を伴って登山の基礎を築いた「生」の記録。