強大なる象徴-オリンピック。国家主義と国際主義の確執に揺れる近代ヨーロッパを舞台に、クーベルタンの内面に展開したドラマが近代オリンピックに結実する様に克明に辿り、オリンピックのを描出するとともに、新たな視点からそのありかたと哲学を問い直す。《オリンピック論》の決定版。