• 著者和田はつ子
  • 出版社小学館
  • ISBN9784094083828
  • 発行2009年4月

菜の花しぐれ / 口中医桂助事件帖

紬屋の太吉が、女房お悦の着物を仕立てるために藤屋に出入りするようになった。不幸にしてお悦は亡くなるが、そんな太吉を妹女房お房は慕うようになる。しかし、桂助の養父長右衛門と太吉の父親である貞右衛門との間には、今まで知らされていなかった過去があった。お房の気持ちを知り、ある日貞右衛門に呼び出された長右衛門だが、行方不明になる。貞右衛門もいなくなり、目撃証言が出て長右衛門に殺害容疑がかかる。それは、桂助を次期将軍にしようという岩田屋の陰謀だった! 養父を守るために立ち上がった桂助の苦悩を描く、書き下ろし人気シリーズの第7作!

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