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  • 著者内田百間
  • 出版社筑摩書房
  • LBRZ 0086665
  • 発行2002年10月

阿房列車 / 内田百間集成 1 (2)

「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。昭和25年、先生は旅に出た。道づれはヒマラヤ山系なる茫洋とした男。役に立つこと、ためになることはひとつもせず、借金まみれなのに一等車に乗り、妙に現実ばなれした旅はふわふわと続く。上質なユーモアに包まれた紀行文学の傑作。

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