タクヤは小学四年生の内気な男の子。転校先で耳の聞こえない子(ろう児)のサヤカと出会います。サヤカと会話がしたいという動機から始めた手話でしたが、学んでいくにつれてしだいにコミュニケーションの楽しさや奥深さに気づいていきます。キーワードは「手話はハートが大事!」。大切なのは自分の気持ちを伝えようとする意志、相手の気持ちを受けとめようとする心なのです。手話を始める第一歩として手にとってほしい一冊。基本的なあいさつから日常会話まで、手話の基本が身につきます。