最新・最高の注釈書「新編日本古典文学全集」が待望のハンディ版に!
誰でも一度は読んでみたい、日本古典文学の最高傑作『源氏物語』。現代語訳も、谷崎潤一郎から瀬戸内寂聴まで様々に試みられてきました。しかし、やはり古典の鑑賞は、原文を味わうのにまさるものはないでしょう。いま現在、最もすぐれたテキストと定評の高い、新編日本古典文学全集『源氏物語』も、3月で全6冊が完結し、研究者・学生に限らず、一般の方々にまでご愛読いただいています。ただ、読者の方々の反応をうかがってみると、その内容の充実にはご満足いただいているものの、携帯性、価格に関してご不満もよせられました。そこで、内容はそのままに、あらたに16分冊に編集しなおし、1冊あたり1680円(税込)という、お求めやすい価格にしました。第1回配本は第1巻(桐壺・帚木・空蝉・夕顔)、第2巻(若紫・末摘花・紅葉賀・花宴)の2冊同時発売。以下、毎月中旬、二冊ずつ刊行していき、10月に全16冊がそろう予定です。学校で古典を勉強している方、カルチャースクールで『源氏』を読んでいる方、この名作を一度は全巻読んでみたいと思っている方に最適です。原文・注・現代語訳が同一ページにおさまっていて、はじめて読む方でも、充分に内容が楽しめるでしょう。