ある日、タクサムは、つかまえたきんいろのさかなを川にはなしてやった。そのさかなは龍宮の王子で、おれいにタクサムを龍宮にまねいてくれた。おみやげにもらっためんどりが美しいむすめになり、ふたりはふうふになった。ふたりはいっしょうけんめいはたらき、たいそうなひょうばんになった。そのうわさをききつけた王さまはタクサムをよびつけ、つぎからつぎへと難題をだすのだが…。日本でも語られている「龍宮女房」、そのユニークな中国民話。5歳から。