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  • 著者桜庭一樹
  • 出版社富士見書房
  • ISBN9784829162293
  • 発行2003年12月

Gosick

聖マルグリット学園の図書館塔の上の上、緑に覆われたその部屋で、妖精のような少女-ヴィクトリカは待っている。自らの退屈を満たしてくれるような、世界の混沌を-。その少女は語るのだ。パイプをくゆらせながら。「混沌の欠片を再構成しよう」そして、たちどころにそのどんな謎をも暴く…いや、してしまうのだ…という。西欧の小国・ソヴュールに留学した少年・久城一弥。彼はふとしたことから知り合った少女・ヴィクトリカとともに、郊外に住む占い師殺人の謎に挑む。しかし、それはある大きな謎の欠片でしかなかった。囚われの姫と、彼女を護る死に神が、幽霊の現われる呪われた船の謎に挑む。白と黒の物語の幕が今、開きます。

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