• Author木内昇
  • Publisher文藝春秋
  • ISBN9784167820015
  • Publish Date2011年9月

茗荷谷の猫

茗荷谷の一軒家で絵を描きあぐねる文枝。庭の物置には猫の親子が棲みついた。摩訶不思議な表題作はじめ、染井吉野を造った植木職人の悲話「染井の桜」、世にも稀なる効能を持つ黒焼を生み出さんとする若者の呻吟「黒焼道話」など、幕末から昭和にかけ、各々の生を燃焼させた名もなき人々の痕跡を掬う名篇9作。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 47都道府県女ひとりで行ってみよう
  • 沙高樓綺譚
  • 飛ぶ男
  • 魔術師のおい 新版
  • 母の待つ里
  • 横道世之介
  • 愛に乱暴 下
  • 女の子がいる場所は
  • 群青のタンデム
  • フォルトゥナの瞳